梅雨明け間近の水源林
やどりき水源林では多くの樹木を見ることが出来ます。ここでいくつかを紹介します。 |
1.針葉樹:いずれも人の手で植え付けました。スギ、ヒノキの人工林の面積はやどりき水源林の約47%です。 |

【スギ】葉は小型の針状で、葉の形から杉の字が出来ました。 |

【ヒノキ】葉は鱗片状で、裏面の白い気孔線がY字形に見えます。 |

【アスナロ】葉はヒノキよりも大きい鱗片状です。 |
2.照葉樹(常緑広葉樹):冬の寒さ乾燥から守るため、葉の表面にクチクラ層という光沢の保護層があります。 |

【ヤブツバキ】葉は長卵形で、冬に大きな赤い花が咲きます。 |

【ヒサカキ】葉に鈍い鋸歯があり、枝を神棚に供えます。 |

【ウラジロカシ】葉のふちが波打つのが特徴です。 |
3.落葉広葉樹:冬には落葉します。多くの種類があり、春には色とりどりの花を咲かせます。 |

【ホオノキ】非常に大きな葉を輪状に付けます。 |

【フサザクラ】ギザギザの葉が特徴です。川岸に多い。 |

【コクサギ】葉は互生ですが、枝の同じ側に2枚ずつ付けます。 |
実を付けた落葉広葉樹 |

【ハナイカダ】葉の上に花が咲き、実を付けます。 |

【クロモジ】においの良い幹から高級ツマヨウジを作ります。 |

【アブラチャン】昔、種子や樹皮の油を灯火に使いました。 |
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