やどりき水源林ニュース 第34号

2006年3月


3月3日に川崎市立
宮崎小学校5年生の
元気な子供達221名が、昨年と同様に森林の役割等を学ぼうと、このやどりきに来てくれました。

写真左はオリエンテーションで森林インストラクターの話を聞く子供達。

写真下は歓迎するジュウガツザクラと滝郷の滝に喜ぶ子供達


今号取材は3月初旬でした。まだまだ冬の装いでしたが、目を凝らすと小さな春の息吹を、あちこちに感じられました。年による差が大きい時季ですが、このニュースが発行される3月下旬には、春爛漫への大きな流れを見られると思います。ちなみに昨年の3月号は雪景色のやどりきでした。

ヤブツバキ
この時期、森に鮮やかな彩を添えてくれます。

オニシバリ
オニシバリの花は今が最盛期です

フサザクラ
フサザクラの花は、日増しに紅くなってきています。

イヌシデ
少し分かり難い写真ですが、
イヌシデの葉芽(小)と花芽

ミツマタ
ミツマタは段々黄色の部分が多くなって、間もなく満開になるでしょう。

ミヤマシキミは開花の準備完了です。(下の写真)


ミヤマシキミ雄花

ミヤマシキミ雌花

テングチョウ
暖かい日差しに、元気な姿を見せてくれました。この蝶は成虫で越冬します。

カメノコテントウ
杉の樹皮裏で冬眠中です。体長:約12mm