3.救命・応急手当
心肺蘇生とAEDの手順
◆傷病者が発生したら◆
先ずは自分自身の安全を確保する。傷病者の全身の状況を把握する。
■勇気を出して、声をかけよう(意識の確認)、 協力者を呼ぼう、 呼吸を見よう
1.呼吸の確認は、胸とお腹の動きを10秒以内で観察し、普段通りの呼吸の有無を確認する。
2.とぎれとぎれのしゃくりあげるような呼吸は、普段通りの呼吸ではない。
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■「心肺蘇生」普段通りの呼吸ではなかったら直ちに胸骨圧迫から開始!
「胸骨圧迫」30回と「人口呼吸」2回を繰り返す。
(人口呼吸ができない時は、胸骨圧迫だけを繰り返す。)
・胸骨圧迫
1.「強く(5cm以上)」、「速く(100回以上/分)」、「絶え間なく」
2.「胸の真ん中」を「手掌基部」で垂直に押し下げる。
・人口呼吸
①気道を確保し、②傷病者の鼻をつまみ、③胸が上がる程度息を吹き込む、
④つまんだ指を離して吹き込んだ息を抜く
■「AED(自動体外式除細動器)」→先ずは電源ON
音声指示に従ってAEDを操作する。
⇒電源を入れると音声指示が開始、パッドを貼る、心電図の解析、電気ショック
1.パッドは肌に密着させ、肌が濡れている時等はふき取る。
2.「心電図の解析」を行うとき、「電気ショック」を行うときは傷病者にはさわらない。
3.「電気ショック」後や「電気ショックが不要」のときは、傷病者に反応がない限り心肺蘇生を継続する。
4.救急隊などに引き継ぐまで「電源」と「パッド」はそのままにする。
【日本赤十字社】一次救命処置(BLS)~心肺蘇生とAED~ より
※音量に注意